外国産のすっぽんとの違い
すっぽんを食べたことがある人はどのくらいいますか?
もしかしたら、初めて聞くという人もいるかもしれません。
すっぽんは、現在の日本ではあまり食卓に並ばないものになってしまいました。
その料理を食べようと思ったら、料亭へ行ったり、専門料理店へ行って少し高い値段を出して食べるようなことになります。
このように、すっぽんはすでに日本でも高級食材として知られており、その栄養素の豊富さやおいしさを含めて、隠れた人気のある食べ物になっています。
日本産のものもありますが、輸入された外国産のすっぽんも存在しています。
外国産や天然のすっぽんは、日本産のものに比べて凶暴な性格をしています。
天然のものは、それだけ厳しい世界を生き抜いてきたものですので、力や性格もかなり強気なものになっています。
しかし、こうした外国産のすっぽんは、引き締まった体をしており、コリコリしていて食感も楽しめてさらにおいしい味を持っていることがほとんどです。
日本産のものは、鍋料理にしたり、蒸して食べることが多くなります。
一方、外国産のものは、丸焼きやステーキなどといった焼いて食べるような習慣が多くなります。
フランスでは、スープのダシとして使われることもあり、外国産と日本産との違いというものもはっきりと出てきています。
基本的にすっぽんそのものには、それほど違いがありません。
むしろ、その国や地域によって料理の仕方や天然のものであるとか、養殖のものであるとかいったところで違いが出てくるようです。
日本にも外国産のすっぽんはたくさん出回っていますが、やはりその地域に行けなければ、独特の味付けを楽しむことはできません。
各国のすっぽん料理の味を楽しむのも食通の人ならぜひやってみたいことだといえます。
日本で食べるときはまた違った雰囲気で食べることもできますし、外国でも日本と同じように、すっぽんは健康によくおいしいものだとされていることに驚くことでしょう。